今回は、iPad Pro 11(第4世代)の画面表示に違和感があるという症状でご来店いただきました。
お客様からは、「動画を見ていると画面の右側だけ少し青っぽく見える」「白い画面を表示すると左右で色味が違う気がする」とのご相談をいただきました。
タッチ操作やApple Pencilの反応には問題がなく、画面割れなどの外傷も見当たりませんでしたが、実際に表示状態を確認したところ、画面右側の一部だけ色温度が変化しており、正常な表示とは異なる状態になっていました。
このような症状は、一見すると設定やアプリの問題に思われることもあります。しかし、詳しく点検を行った結果、液晶パネル内部の偏光フィルムが劣化していたことが原因と判明しました。
偏光フィルムが劣化すると、表示される色が部分的に変わって見えたり、白色が黄ばんで見えたり青みがかったように見えたりすることがあります。症状が進行すると、色ムラがさらに目立つようになるケースも少なくありません。
今回はディスプレイ交換を実施し、交換後は色味の違和感も解消され、画面全体が均一で自然な表示へと改善しました。タッチ操作や表示品質についても最終確認を行い、問題がないことを確認したうえでお客様へお返ししております。
画面割れがなくても、「色がおかしい」「一部分だけ色が違って見える」「画面全体が黄ばんだように感じる」といった症状は、液晶パネルの故障が原因となっている場合があります。
iPadの表示不良でお困りの際は、お気軽に当店までご相談ください。症状を丁寧に診断し、お客様の端末の状態に合わせた最適な修理をご案内いたします。